いつも以上に歩数は増えましたが、品川は江戸の面影を残しつつも「観光地」とは違う気取らない元宿場町として、ソトにひらかれた雰囲気があります。かつて「海」だった痕跡や浮世絵に描かれた風景を見つけ出し、幕末の動乱に思いを馳せながら、そこから「今」を考えます。
しかしふと頭を上げて視野を広げると、品川にも例外なく再開発の波が押し寄せていることに気づきます。今後消えていくであろう江戸の風景に代わって、「現代の浮世絵」を残すことも、この活動のミッションなのかもしれないと感じるのでした。

品川の富士山頂上から宿場町を見下ろす。

No comments:
Post a Comment