Friday, June 26, 2015

第8回路上観察学会分科会@玉川学園駅周辺(町田)

ちょうど梅雨の晴れ間となった6月25日。第8回路上観察学会分科会が玉川学園駅(町田市)周辺で実施されました。ナビゲーターは第2回にもご登場いただいた、地元で「ギャラリー季の風」を営む塩澤珠江さん。中国から戻られたばかりのお忙しい中、坂の街や商店街をご案内頂きました(健脚!)。

玉川学園の創設に併せて山を造成して作られた瀟洒な住宅街。それは「坂と階段の街」です。暮らしには大変な声も聴きますが、今では珍しい丸石垣、経年で雰囲気が生まれた階段、急な勾配を工夫した建築物や遺構など、マニア必見のスポットが数多く見られます。「学園都市」というテーマのある街はどこか「舞台装置」と通じる発想でつくられていて、舞台美術家たちの目も光っていました。

何しろ小さなこの街に、赤瀬川原平さんと吉田謙吉さんがいらっしゃったことを思うと、ここはもう路上観察の「聖地」と言わざるを得ません。商店街にはオリジナルの鉄製看板が店それぞれの物語を、ユーモアとともに紹介しています。路上観察でも重要な「看板」もまた玉川学園を知る大切なキーワードなのでした。


元玉川大学教授・松香先生のお庭を中心に展開する「花とミツバチプロジェクト」見学中


ニラハウスの屋根の上






ちょっとした山登り?あるけ、歩け。


怪我した人々

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